そろそろお役御免の季節
秋が近づいてきた今日このごろであるが、夏の期間に大活躍してくれたバルミューダのThe GreenFanも、そろそろお役御免になりそうである。先日僅かにトラブルがあったが、なんとか乗り越えた。
思えば昨年の春頃、風呂上がりに全身を冷却する装置がほしいと思い、扇風機を色々物色し、最終的には見た目の美しさを理由にThe GreenFanを購入した。十分に高い買い物であったが、
その美しさは無類である。
The GreenFanの風
The GreenFanの売りの一つは、その風の心地よさである。公式サイトによると「再現するのは自然界の風」とのこと。実際に使ってみての感想としては「自然界の風を再現できているかどうかは分からないが、確かに心地よい。」具体的には、一定の風が常に来るのではなく「寄せては来る」といった感じで風が吹いてくる(感覚は狭いが)。
さて、The GreenFanのもう一つの売りが「静音性」である。実際、4段階ある風量のうち、風量2まではほんとに静かで、ほとんど聞こえない。風量3になると少し聞こえ出し、風量4になると突然ギアが変わり、大分うるさくなる。
Loading video...
まあ、色々言いったのだが、うららかな春の午後に、
The GreenFanの優しい風が吹いていたら大変良いと思う。
首振り時の異音?
さて、風そのものについては非常に満足なのだが、
1点問題があった。
風そのものは大変良かったのだが、首振り機能を利用したときにそれは起こった。つまり、首振りの方向を変える度に「コンッ」と音がするのだ。
Loading video...
気のせいかと思ったが、いつまで立っても音はなり続けた。>色々調べたのだが、結局仕様とのことらしいのでどうにもならない。まあ、首振りの方向が変わるということは、何かが逆回転を始めているのだから、何も音がならなかったらそれこそ「お見事!」なのかもしれない。
だが、静音性が素晴らしすぎるため、部屋が静かであればあるほど「コンッ」という音が気になってしょうがない。結局私は首振り機能を使わないことにした。
何やら寂しげに語ってしまったが、そもそも一人暮らしの私が
何のために首振り機能を使うのだろうか。
思えば子供の頃から、扇風機の首振り機能をよく思ったことがない。
首振りを使えば多くの人に風は届くが、一瞬自分をかすってすぐに恩恵を受けられなくなる。「こんなもどかしい思いをするくらいなら扇風機なんてないほうがいい!」と思っていた。
何れにせよ、私にとって首振り機能は無用の長物であるので、首振り時の謎の音については何の問題もない。
しかし、静音性と首振り機能の両方を期待しているなら、気をつけたほうがよい。
この記事を書いた人
最新記事
- 2025年1月12日
【千と千尋の神隠し】幻のエンディングに関する都市伝説の素晴らしさ-記憶の捏造という妙技- - 2025年1月1日
映画「ぼくらの七日間戦争」のあらすじとその考察-状況への反抗、そして火垂るの墓- - 2024年12月12日
【火垂るの墓】清太の心の傷を考える-エヴァンゲリオンの碇シンジ評との比較- - 2024年12月9日
【火垂るの墓】名言、名台詞&英語表現集 - 2024年12月4日
【火垂るの墓】高畑勲が犯したかもしれないミス-モロトフのパン籠を巡る謎-