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FF2】エクスカリバーを20年ぶりに再び取り損ねる-ピクセルリマスター編-

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ファイナルファンタジー2(FF2)は1988年にスクウェア発売されたファミコン用RPGゲームである。今なお続編が制作されている人気シリーズの2作目に当たる作品で、個人的には生まれてはじめてクリアしたFFであるとともに、生まれてはじめてクリアしたRPGでもあった。

私が実際にクリアしたのは1994年に発売された「ファイナルファンタジーI・II」(FF1とFF2の抱き合わせソフト)であった。友人から長期間借り続けてなんとかクリアにこぎ着けたが、FF1の方は結局クリアに至らなかったことも良い思い出である。

そんなFF2が、「ピクセルリマスター」と銘打って、かつての雰囲気を残しつつリメイクされるということで、再びプレイすることにした。実際にはクリアすることができなかったFF1をクリアすることが目的であったのだが、FF1クリア後に勢い余ってFF2もプレイしてしまった(実際にはFF3もプレイした)。

操作性も上がり、思い出に浸りながらプレイするには丁度よい難易度になっており、極めて快適だったのだが、私は再び20年前と同じミスを犯す。ラスボス戦になぜか「エクスカリバー」がなかった。私は伝説の聖剣をなぜ取りそこねてしまったのだろうか?今回はその辺のことを中心にFF2ピクセルリマスターの話しをしようと思う。

FF2】エクスカリバーは何処に?

政宗、ルーンアクス、与一の弓は手に入った!後は・・・

私はエクスカリバーのことなど完全に忘れていたのだが、「政宗」のことに関してはおぼろげながらに覚えていた。それはラストダンジョン「パンデモニウム」の隠し部屋あったという事実である。今回は攻略サイトを利用しないということを一つテーマにしていたので、ラストダンジョンをくまなく探しまくってなんとか政宗を入手することができた。

ちなみに政宗は、「源氏シリーズ」が手に入る4つの扉の一番左からたどり着ける以下の画像の場所にある:

政宗以外にも、ラストダンジョンでは「ルーンアクス」「与一の弓」などの最強武器も続々と手に入り、その勢いでエクスカリバーも手に入るものと思っていたのだが結局はラスボスまで来てしまった。パーティーの状態は良かったので、苦もなく皇帝を撃破したのだが、結局エクスカリバーは手元になかった。

はて、エクスカリバーは何処に?

竜騎士リチャードの思い残し-エクスカリバー入手-

攻略サイトは利用しないというのが今回のテーマだったのだが、途方に暮れた私はついに攻略サイトに目を通すことにした。そこで目にしたのはなんとも情けない事実であった。

聖剣エクスカリバーの入手方法極めて簡単で、

パラメキア城でレオンハルトを撃破後、復活した皇帝から命をかけて我々を救ってくれた竜騎士リチャードの死後、リチャードの帰りを待っているであろうディスト城の親子を尋ねる。

ただこれだけである。実際の家族では無いにしても、リチャードとあの親子は何もなければ新たな家族として成立するはずだったのだが、リチャードの死によってそれは叶わなくなってしまった。そんなことに少しでも思いを馳せる人情があれば、難なくエクスカリバーを入手する事ができる。20年前の私ならしょうがなかったかもしれないが、今回も同じミスを犯したというのはなんとも情けない話だった。具体的には、

1.ディスト上で待つ母親に話しかける。

2.「竜騎士」を母親に「たずねる」。

3.会話を続けると竜騎士の宝剣「エクスカリバー」を入手

20年前も今回も、私がプレイしたFF2では、ディスト上の親子はリチャードの死を知ることなく彼を待ち続けたことになる。最強の聖剣は、まっとうな人の心を持つ者に与えられるということなのだろう。嗚呼、早くまっとうになりたい。

   

もう一つの思い出:飛竜が見つからない

FF2のもう一つの思い出が「竜巻に入れない」というものだった。

全然役に立たないのにもかかわらず、さも重要なもののように語られていた最強の魔法「アルテマ」。それを入手するためにミンウはミシディアの塔で命を失ってしまうが、「アルテマ」を入手後の世界は一変していた。

世界中を謎の竜巻が襲い、破壊の限りを尽くしており、マップに現れる敵も一層強くなっていた。そんな竜巻に突入して皇帝を駆逐しなくてはならないのだが、そのためには飛竜が必要となる。

すでにディスト城近くの洞窟の地下に飛竜の卵を沈めていたので、当時まだ子供だった私は迷わずそこを訪れた。しかしそこには沈められた卵があるだけで、何か変化があったようには見えない。当時の私はここから世界中を旅して、無益な戦いを数日に渡って繰り返した。

もはや転機が何だったのかは覚えていないのだが、不意にヒルダのもとを訪れて状況が一変した。ヒルダに「飛竜」を尋ねると以下のように答えてくれる。

ここでようやく「ペンダント」が何のためにあったのかが明らかになるのだが、初めてプレイしたときにはここにたどり着くのに本当に苦労した。

この後ヒルダに言われるがままに鏡の前でペンダントを使うと・・・

これでめでたく竜騎士の相棒飛竜を召喚することができるわけである。

今回ピクセルリマスターをプレイしたときには、奇跡的にヒルダに「飛竜」を「たずねた」ので、難なく飛竜を召喚できたが、そんなに自然な流れとも思えない。エクスカリバーに関しては私が悪いが、飛竜に関しては自分が悪かったとは未だに思えない。

FF1~FF6で一番好きなのは?
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シフルはどうなんだい?
俺は断然FF6。最高の曲は「仲間を求めて」。これで決まりさ。

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北国出身横浜在住の30代独り身。日頃は教育関連の仕事をしていますが、暇な時間を使って好きな映画やアニメーションについての記事を書いています。利用したサービスや家電についても少し書いていますが・・・もう崖っぷちです。孤独で死にそうです。でもまだ生きてます。だからもう少しだけ生きてみます。
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