家電 PR

TIGERの電気ケトル「 わく子 マットブラック(PCKA080)」の使用感

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

BALMUDA VS TIGER

私は5年以上電気ケトルなしの生活をしていた。別に電気ケトルが嫌いなわけではない。単に以前所有していたものが壊れたあと「鍋で沸かせばいいじゃん」と思ってしまったがゆえに、新しいものを購入しなかったのである。しかし、手軽にお湯を沸かしたいという欲求が何故か爆発し、再び電気ケトルを購入しようと思った。真っ先に思い浮かんだのはBALMUDAの「The Pot」である。というのも、私はBALMUDAの「The GreenFan」を所有しており、BAMUDA製品のもつ「美しさ」に惚れ込んでいる部分があったからである。ところが「The Pot」のフォルムはたしかに美しいのだけれど、どうも私にとっては「ギリギリ魅力的でない」ラインに入っている。値段の問題もあるのだけれど「もっと俺のハートに響く電気ケトルはないのか!」と考えていた時に発見したのがTIGERの電気ケトル「わく子」である。

BALMUDAの「THE Pot」が「スタイリッシュ」であるのに対し、TIGERの「わく子」は「堅牢」である。この堅牢さが私にとっては魅力であったし、堅牢さが生み出すフォルムも魅力的であった。

   

実際の使用感

お湯を沸かす能力

実際の使用感といっても、電気ケトルに求める性能は「可及的速やかにお湯をつくること」であり、それを満足しない製品は現代は存在しないであろう。もちろん「わく子」もそうである。ただ、意味があると思うので一応お湯ができるまでの時間を載せておく(800mlが最大容量):

  • 800ml:3分38秒
  • 200ml:56秒
これに不満があるなら購入してはならない。

堅牢さ

「お湯を沸かす能力」に関してはどうせ他と比較して大した差はないのだから、それ以外のところで購入を決めなくてはならない。先述したとおり、私が購入を決めた理由は「堅牢さ」であるが、「わく子」が売りにしている「堅牢さ」の1つが「倒れてもお湯がこぼれない」である。実際に倒してみた:

倒した電気ケトル

もちろんこぼれない。こぼれてしまっては困るのだが、何度検証しても見事にこぼれなかった。ただし、注意点が1つ。倒して放置していると、蓋と本体の隙間から中身が染み出してくる。また、蓋についてる給水ロックボタンがが「ロックの状態」でも、角度をつけると中身がわずかに出る。とはいえ、通常は倒して放置することはないだろうし、放置したとしてもわずかずつ染み出すだけであり、ロック状態で角度をつけることもないだろう。子供がいる家庭だと少々心配かもしれないが、先述したとおり倒してすぐお湯が溢れ出すことはない。結果的には期待した堅牢さが十分備わっていたということだと思う。

たった1つの欠点

私は「フォルム」「堅牢さ」「煮沸能力」という電気ケトルが持つべき全ての側面でTIGERの「わく子(PCKA080)」に満足しているのだが、たった1つだけ問題になりうるところがある。それは「蓋が着脱式である」ということである。ティファールの電気ケトルになれていると、ケトルの蓋は本体と一体だが、この製品は蓋が着脱式である。それがどういう問題を生むかと言うと「お湯を沸かした後にケトルの内部をどうやって乾かすか問題」を生む。私が出した結論は次の画像の状態である:

蓋を上においてる状況

もともとお湯をわかしているので、この状態で大分早い段階で乾く。そもそも頻繁に使うならこんなこと気にする必要はないのだが、「しけって放置された電気ケトルの内部」を一度でも見たことのある人にとっては「乾燥」は重要な問題だと思う。したがって、上の画像にあるような作戦をとるのが「面倒」だと思う人は、この製品を買ってはいけない。

上述の通り、僅かな欠点はあるのだが、基本的にはこの製品を気に入っている。堅牢さ故に生まれたフォルムも私は大変美しいと思う。BALMUDAの「THE Pot 」は大変美しい製品だとは思うが、それ以外に目を向けて見るものも大事なことと思う。

この記事を書いた人

最新記事

管理人アバター
Sifr(シフル)
北国出身横浜在住の30代独り身。日頃は教育関連の仕事をしていますが、暇な時間を使って好きな映画やアニメーションについての記事を書いています。利用したサービスや家電についても少し書いていますが・・・もう崖っぷちです。孤独で死にそうです。でもまだ生きてます。だからもう少しだけ生きてみます。
同じカテゴリの記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です